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脳は眠る 人の人生の1/3は睡眠です。また睡眠中の夢の中も人生の一部でもあります(と以前5000円札の新渡戸稲造先生が武士道か何かに書かれておりました)。夢の中で脳を深く眠らせて、精神的な疲労を回復する大切な営みなのです。また休息の他に傷病の治癒させたり記憶の整理などにも深く関わっているとされます。 睡眠には睡眠の長さや質を調節する機構といつ眠るかという睡眠のタイミング(時間帯)を調節する二つの機構に分けられます。 睡眠の長さや質を調節する機構とは レム睡眠やノンレム睡眠、あるいは睡眠と覚醒を発現させる中枢の神経機構が関与し、人間や動物が昼間に身体と脳を活動させて疲れると眠るという恒常性維持機構(ホメオスタシス機構)として働きます。 睡眠のタイミングを調節する機構とは 生物時計機構(体内時計)と呼ばれ、生物時計が働くことにより人間では夜に睡眠を起こさせます。昼間に眠ろうとしても眠れなかったり、 昼間にあまり活動しなくても夜になると自然に眠くなるのは生物時計による睡眠調節が行われているからです。 90分で眠りの様子はがらりと変わるレム睡眠・ノンレム睡眠とは 入眠してから徐々に睡眠が深くなっていくと次にあらわれるのがレム睡眠です。この睡眠の特徴は、急速な眼球運動が見られます。このような睡眠期には夢を見ていることが多く、急速眼球運動(rapid eye movement, REM)の頭文字を取ってレム睡眠と呼ばれます。 レム睡眠の特徴としては、 @急速眼球運動があらわれる A脳波が入眠期から軽睡眠期に似たパターンを示す B身体の姿勢を保つ筋肉(抗重力筋、姿勢筋)の緊張がほとんどなくなる・・・ここで起こされると金縛り状態を体験することになる。 C感覚刺激を与えても目覚めにくい D脈拍、呼吸、血圧など自律神経機能が交互に入れ替わり、この時期にはペニスなどの勃起が起こるため、自律神経系の嵐とも呼ばれる(自律神経の主導権争い )。 Eこの時期に眠りについている人を起こすと80%以上の人が夢を見ている レム睡眠は筋肉の状態を一定時間止めてその間に体の疲れを癒やそうとするのが目的。
体を動かなくしても肝心の大脳は休まらない。エネルギーの20%を消費する大脳のスイッチを切るのが近道。かくして大脳を休ませる新しい眠り「ノンレム睡眠」が生まれた。 ノンレム睡眠の特徴としては、 @眼球の動きは停止する A脳波は活動が低下し、周波数が遅くなる B身体の筋肉の緊張は保たれる C脈拍、血圧、呼吸が安定している Dこの時期に眠っている人をおこすと、目覚めが悪く、夢を見ていることは少ない。 副交感神経優位 ノンレム睡眠は「脳の睡眠」 睡眠中はホルモン分泌量は変化する 成長ホルモン ・・・タンパク合成を促す・・・カラダの修復に使われている プロラクチン ・・・乳汁分泌を刺激 コルチゾール ・・・コルチゾールはストレスに抵抗するホルモン、免疫増強作用がある
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